注目キーワード
  1. Photoshop
  2. Python
  3. Raspberry Pi
  4. Arduino

大学生の学力低下は令和時代以降も続くのか?

みなさんは最近以下のように感じたこと、思ったことはないでしょうか?

今の時代の大学生って学力低いな自分たちの世代はもっと賢かったのにな

 

ここでは大学生の学力低下の実態」について調べてみたものをまとめました。

学力低下に関する調査結果や大学生である個人の主観を交えつつ考察していきます。

 

大学生の学力低下の調査内容

学生1

まずは論文調べでお馴染みの「Google Scholar」を頼りに様々な調査結果を調べてみたので自分での理解もかねてまとめてみました。

 

大学教員における学生の学力低下意識に影響する諸要因

factoring

 

この調査では「数量化理論」によって学力低下のデータがまとめられており

各学生に

①あまりあてはまらない

②少し当てはまる

③だいたい当てはまる

の3段階評定で

 

主体性欠如

論理的思考力欠如

基礎科目理解不十分

外国語力低い

数量的分析欠如

 

の5項目について答えてもらうというもので

 

項目一覧 パーセント[%]
主体性欠如 49.67
論理的思考力欠如 47.71
基礎科目理解不十分 45.29
外国語力低い 47.59
数量的分析力欠如 32.82

 

という結果が出ています。

 

この結果から、「学部統計」と「設置形態」の2つの属生が学力低下に相対的に強く影響していることがわかったそうです。

 

簡単に言うと、

・経済・商学部、工学部、情報学部、理工学部などの学部では学力低下意識が高い

・医学部、体育学部、教育学部などの学部では学力低下意識が高くない

ということです。

 

引用:大学教員における学生の学力低下意識に影響する諸要因についての検討

 

工学部、情報学部、理工学部などの理系学生に学力低下意識が高いと感じる人が多いということがわかりますね。

 

では、なぜ理系学生は学力低下意識が高いのでしょうか?

私は以下の3つが理系学生の学力低下に繋がっているのではないかと思います。

1. 実験・研究において、正解のない問題を解いているから

2. 各学部で習得したスキルが仕事に活かせるか不明確だから

3. 周囲のレベルが低く、焦りを感じるから

 

まず1つ目の「実験・研究において、正解のない問題を解いているから」ですが、理由は「時間の浪費感」です。

 

私も卒論、修論に向けて研究を進めていますが

taku

良く分からないエラーメッセージが出現する

調べても問題解決の糸口を掴みにくい

といったことをよく経験します。

 

これらを解決するために使う時間が多ければ多いほど、時間の浪費感を感じます。

これが学力低下意識にもつながってくるのではないでしょうか。

 

2つ目の「各学部で習得したスキルが仕事で活かせるか不明確だから」ですが、言葉の通り「これは役に立つのだろうかという不安」があるからだと思います。

各学部で異なるものの、この授業って必要か?と思うものが多々あるのが現実です。

こうした経験から自分の学力が低下してしまうと感じるのかもしれません。

 

3つ目の「周囲のレベルが低すぎて焦りを感じるから」ですが、これは言葉の通りです。

自分と他人を見える範囲で比較して、焦りを感じる人が多いのでしょう。

 

特に研究内の ” 閉じた環境 ” で数年を過ごすと

taku

結局口だけで、研究してない

何かを死にもの狂いでやり遂げた経験がないんだな

と思うようになり、より危機感を感じるようになります。

一周回って、人に期待しなくなるからこそ、自分を追い込むことができるのかもしれませんが。

 

私は上記のように考える人です。

 

OECD学習到達度調査

success

 

続いてはOECD(経済協力開発機構)の生徒の学習到達度調査(PISA)についてです。

 

この調査は義務教育修了段階の15歳児を対象に

読解力

数学的リテラシー

科学的リテラシー

の3分野で実施されたもので、2018年度に日本の高校1年相当学生を対象とした調査が発表されています。ご存知の方も多いでしょう。

 

調査結果から国際比較で日本は

調査結果

読解力:15位

数学的リテラシー:6位

科学的リテラシー:5位

となり、2006年度以来「12年」ぶりに読解力が過去最低順位を記録しました。

2012年度の読解力4位からどんどん読解力が低下しているため

大学生だけでなく、これからの子供たちの読解力が心配になる、そんな内容になっています。

 

引用:OECD 生徒の学習到達度調査2018年調査(PISA2018)

 

「数学学力調査」の結果と入学試験における受験科目及び大学での学力との関係

 

今の学生の学力は本当に低下しているのか

キャンパス

それでは今の日本の学生の学力はどうなっているのでしょうか?

現役大学生かつ塾講師経験から学生の学力は低下しているのかを100%主観で書いていきます。

 

令和時代の大学生の学力は?

book

 

当記事の著者視点(大学院生の視点)で現在の大学生および大学院生の学力について考えていきます。

 

まず1年生ですが、勉強系のサークルに参加している生徒は別ですが

「大学生=遊べる」というイメージが強いため、みんな遊ぶ大学生が多いです。

同じ学部の友達同士で飲みに行ったり、遊びに行ったりと楽しい一年になる学生が多いです。

 

その分、単位取得に苦しんだり、1年生で習う専門的な知識の基礎が身につかなかったりというデメリットがあります。

そうなると、2年生、3年生の授業に影響が出始めて、後々苦労するという大学生が多いと個人的に思います。

 

特に理系の場合、1、2年生で専門的な知識をしっかりと固めておかないと

各専攻の実験、卒研などを理解できないことがあるので、早いうちに復習しておく必要があります。

学部卒で就職する学生は、ガクチカで人並みのことしか話す内容がなく、ES書くのにも一苦労すると考えられます。

 

また上記でも紹介した「読解力」ですが、大学生では「本」を読むか読まないかで、かなり考え方が変わると思っています。

特に「ビジネス本」や「自己啓発本」を読んでいる人は話をすると大抵わかります。

しっかりと自分の将来を見据えており、考え方が柔軟かつ、思考回路が似ています。

 

見る人が見ると大学時代「遊んだ人」と「勉強した人」が分かりますし

僕が夏インターンで行った企業の方も

「本読んでいる人は賢いし、視野が広い」と仰っていました。

 

あくまで一例を上記で記述しましたが

大学時代に何をして、どう過ごしたのか

がこれからの人生に影響してくると言えます。

 

今、この記事を見ている方が学生の方なら「学ぶこと」の大切さを改めて考えてもらえると良いかと思います。

人事の方や、既に社会人経験がある方がご覧になっている場合は、今どきの大学生はこんなこと考えているのかと思って読んでいただければ幸いです。

 

令和時代の高校生の学力は?

want-to-read

 

また、3年間塾講師をしていた経験から、高校生の学力は低下しているのかを考えてみました。

 

まず最初に学力は高校に比例しないということです。

確かに偏差値の高い高校の学生ほど、賢い人が多いのは事実です。

ですが、こんな計算もできないのか?!

と驚くことも多々あります。

 

学力は中学時代に伸びる人もいれば、高校時代に伸びる人もいます。

早いうちに勉強のピークを迎えると、その後の勉強に対するモチベーションが低下することも考えらます。

 

ただ、そんな中でも塾講師をしていて思うこと、それは

「どの生徒も読解力が弱い」

ということです。

 

センター試験「数学」はいい例で、問題文の誘導に乗っていけば、数学9割は取れるようになります。

それなのに、数学の問題が解けないのはなぜか?

明らかに問題文が読めていないということです。

 

問題文が読めないと、これから生きていく中で大切なポイントを読み落とすことも考えられます。

なので、高校生でも朝読書の時間を作るなどして「読解力」を鍛え、学力を根本的に上げていく必要があるのかもしれません。

 

以上、大学生の学力低下について、考察してみました。

何かありましたら、TwitterのDMにてご意見お待ちしております。

 

読者様のモチベーション維持などの支えになれば、幸いです。

大学生2
学びに関する情報をチェック!