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経済は世界史から学べ![読んだ感想]

  • 2019年11月12日
  • 2019年12月20日
  • 書籍

「経済は世界史から学べ!」を読んで、学んだことの中から

この知識を知れてよかった、勉強になったことを紹介していきます。

 

軽く経済について触れたい方は是非見てください。

 

なぜ世界中でドルが使えるのか

 

なぜドルが世界中で使えるのか?疑問に思ったこともあると思います。

では経済を世界史の視点から考えてみましょう。

 

まずドルが世界中で使えるのは「ドル」が世界共通のお金

つまり国際通貨(基軸通貨)としての地位を手に入れたからです。

 

19世紀ではイギリスの「ポンド」が国際通貨でした。

しかし第一次世界大戦後に「ドル」が国際通貨となったのです。

 

背景として、第一次世界大戦が長期化したことで戦争していた国は物資が不足。

ここで中立宣言をして戦場になっていないアメリカが物資を多量に生産し欧州諸国へ物資を輸出します。

また、イギリスなどの連合国も軍事費をひねり出すため戦時国債をアメリカの証券市場で発行します。

これにより、戦中、戦後を通して貿易代金と戦債の返済金が大量にアメリカへ入ったことで

アメリカが世界最大の債権国となり、「ドル」が国際通貨となったというわけです。

 

「ドル」が国際通貨になるまでにこんな流れがあるとは驚きですね。

 

 

投資の起源

 

そもそも投資とは何でしょう、正確に答えれる人はいますか?

「投資」とは、将来、価値が上がると予想されている商品を現時点で買っておくことを指します。

 

自分で価値を作る生産活動や、他人が作ったものに利益を上乗せして転売することとは違い

物を保有し、時間差で利益を得ようとする行為です。

 

ここでも投資の起源を知るために、経済を世界史の視点から見てみましょう。

 

起源は古代ギリシア時代のお話で、哲学者「タレース」が天文の知識を使い

翌年のオリーブが豊作になることを予測し、オリーブ圧搾機を契約時の価格で借り受ける権利を買い占めました。

翌年、オリーブが豊作となり、オリーブ圧搾機が高騰すると、タレースは契約時の安価で圧搾機を借り

これを人々に高値で貸すことを繰り返し巨利を手にした

 

というお話です。

 

これを「先物取引(さきものとりひき)」といい

未来のある時点において、特定の価格で取引する約束をすることです。

 

日本で初めて先物取引がされたのは、大阪の米市場・堂島からで

この当時の米の価格は収穫直後に売買が集中しました。

 

大阪の米商人たちは、米価の極端な変動を回避する方法として

収穫前に今年の米価を予測し、その価格で売買することを決めておく手法を取りました。

 

この手法はまさしく「先物取引」と言えます。

 

不作で米価の高騰が予測できれば安値で先物買いを

豊作で米価の下落が予測できれば高値で先物売りをすることで

利益を出していました。

 

堂島米市場は幕末に閉鎖されたものの、その伝統は明治時代以降の

大阪証券取引所に受け継がれています。

 

オリーブの豊作を予測し、先物取引を成功させた

ギリシアの哲学者「タレース」は「哲学の父」とも呼ばれているので

知っておいて損はしないと思います。

 

 

 

 

以上「経済は世界史から学べ!」から得たことの紹介でした。

 

他にも経済を世界史の視点から見ると知らないことが多かったので

経済は学ぶと面白いということが知れた一冊でした。

 

お疲れさまでした。

 

参考文献「経済は世界史から学べ!」

著者:茂木誠

出版:ダイヤモンド社

ISBN-10:4478023646

ISBN-13:978-4478023648

 

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