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[アクリル]台座付きフィギュア・コレクション用ケースの自作方法~CAD図面・寸法あり

ここでは「アクリル」を使って「台座付きアクリルケース」を自作する方法をまとめたものです。

この記事を読むことで

台座付きアクリルケースの作成図面(CAD)

台座付きアクリルケース自作の一連の流れ

アクリル四角棒を使った補強

などを知ることができます。

 

フィギュア・コレクション用に台座付きアクリルケースを自作してみたい!

という方は是非最後までご覧ください。

 

※ 製作環境・使用するもの・使用ソフト等は以下の通りです。

加工環境:レーザー加工機

アクリル:アクリサンデー透明3mm、透明アクリル四角棒

土台:3Dプリンター

ねじ、ナット:耐食性アクリルねじ、ナットφ3mm

もちろん、アクリルカッターやアクリル用エンドミルでの穴あけ等で代替可能ですし、土台は黒色のアクリル板を使ってもOKです。

透明アクリル四角棒はホームセンターに売っているので、補強も考えている場合は購入しておいてください。

 

それでは始めていきますね。

 

台座付きアクリルケースの寸法決め・設計

まずはアクリルケースの寸法を決めていきます。

今回の台座付きアクリルケースは

内寸 縦×横×高さ:85×115×105mm

を目安にして作成するので、ご自身の作成したいサイズに合わせて寸法を決めてみて下さい。

 

アクリルケース台座部分の寸法決め・設計

まずは台座部分となる底面の寸法決め・設計を行います。

寸法は以下の通り設計をしました。

 

底面 縦×横×高さ:85×115×9mm

底面の前面 φ3ネジ穴+ナット埋め込み用の穴

高さはナット埋め込み用の穴が収まるように設定します。

 

foundation-case-btm

 

ナット埋め込み用の穴が作成できる環境下の場合は、作っておくと見栄えするのでオススメです。

寸法は以下を参考にしてください。

 

宇都宮螺子株式会社:よく分かる規格ねじ

 

アクリルケース前面、後面の寸法決め・設計

続いて、アクリルケース前面、後面の寸法、設計を行っていきます。

 

アクリルケース前面の寸法

先ほど寸法決め・設計を行った台座部分の底面を元に各面の寸法を決めていきます。

 

今回使用するのは「透明3mmアクリル板」(=厚さ3mm)になるので、前面の縦×横のサイズ計算式は

前面 縦:内寸 105mm + 底面の高さ 9mm = 114mm

前面 横:台座底面の横 115mm + アクリルの厚さ(3mm)×左右側面分(=6mm) = 121mm

となります。

foundation-case-front

※ 図の訂正:縦×横=114×121mm

この辺りの計算は、内寸、外寸、使用するアクリル板の厚さによって異なるので注意してください。

 

アクリルケース後面の寸法

アクリルケース後面は前面と同様のサイズで作成しますが、台座部分とアクリルケース後面を固定するためのネジ穴だけ忘れないようにしましょう。

ネジ穴の位置は、台座部分のネジ穴部分・位置と一致するように注意が必要です。

 

今回の場合は

四隅(x, y)=(60.5, 4.5)の位置にφ3mm

となります。

foundation-case-back

 

ネジ穴の加工には

A4-acrylic-case-DCM

といった電動ドライバーを使用しましょう。

アクリル板専用のエンドミルもホームセンターのアクリルコーナーにあるので、見つけてくださいね。

 

アクリルケース側面、上面の寸法決め・設計

最後に側面、上面の寸法を決めていきます。

 

アクリルケース側面の寸法

側面も前面同様に、台座部分の寸法を参考にサイズを決めていきます。

 

アクリルケース側面の寸法は

側面 縦:内寸 105mm + 底面の高さ 9mm = 114mm

側面 横:台座底面の縦 85mm

としました。

foundation-case-side

こちらは左右2枚分必要になるので、作成時忘れないように注意しましょうね。

 

アクリルケース上面の寸法

左右前後のアクリルケースの寸法・設計決めが終わったら、最後に上面の寸法を決定します。

といっても左右前後の寸法が決まれば、自然と上面の寸法が決まります。

 

アクリルケース上面の寸法は

上面の縦:台座底面の縦 85mm + アクリルの厚さ(3mm)×左右側面分(=6mm) = 91mm

上面の横:台座底面の横 115mm + アクリルの厚さ(3mm)×左右側面分(=6mm) = 121mm

となります。

foundation-case-top

※こちらの図も訂正で、縦×横:91×121mmです。

 

上記のように、アクリル板の厚さも考慮して設計するとミスなく作成できると思います。

 

台座付きアクリルケースの組み立てと補強

寸法決め・設計が終了したら、早速加工・組み立ての段階に入っていきましょう。

 

台座付きアクリルケースを組み立てる

まずは寸法通り、6面のアクリル、台座を加工しましょう。

foundation-case-01

 

アクリサンデーのアクリル接着剤を使用し、接着・組み立てをします。

foundation-case-02

底面はアクリルねじで固定することで、アクリルケースの底が取り外し可能となります。

 

ですがここで

固定箇所が底面と後面の一箇所だと、底面がぐらつく

という問題が発生しました。

 

2点止めなら、左右から固定できるので強度も上がりますが、やはり1点止めは厳しかったようです。

したがって

透明アクリル四角棒を貼り付け補強&底面移動防止

としてアクリルケースの四隅に貼り付けようと思います。

 

台座付きアクリルケースを補強する

補強するための透明アクリル四角棒は市販でも売っていますし

アクリル四角棒:縦×横×高さ:5×5×105mm

として自作しても問題ありません。

square_5mm

 

こんな感じに、透明アクリル四角棒を複数加工しておくと後々使えるかと思います。

foundation-case-03

 

アクリル四角棒が作成できたら、下図のように補強用として四隅に接着しましょう。

foundation-case-04

こうすることで

アクリルケースの補強台座底面の移動、ぐらつく防止

として機能しますよ。

 

今回はここまで!

是非一度、フィギュア、コレクション用でアクリルケースが欲しい方は自作してみてください。

 

また当サイトでは、フィギュア・コレクション用のアクリルケースとしても使える「スライド式アクリルケースの自作方法」を紹介しています。

[アクリル]スライド式ケースの自作方法~CAD図面・寸法あり

こちらも興味があれば是非ご覧ください。

 

お疲れ様でした。

foundation-acrylic-case-thumbnail_re
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