ここでは「Adobe Photoshop 2020」を使ってコンテンツに応じた移動・塗りつぶしを紹介します。
作成手順が分かりやすいように、6枚の画像を用いて「分かりやすく」を重視しました。
学べる内容
✔ コンテンツに応じた移動ツール
✔ コンテンツに応じた塗りつぶし「Shift+F5」
✔ スタンプ選択ツール
今回はこれらの要素を使いつつ作成していくので
という方は是非一緒に作ってみましょう!
また
という方は実際に手を動かしながら学んでみるのも良いと思います。
目次から気になる章へジャンプして見てもらっても構いません。
作成に使用する画像は「Pexels」というサイトからダウンロードできるので皆様が使用したい画像を選んでみましょう。
*無制限で無料ダウンロード、メアドなどの新規登録不要です。
使用画像は上記サイトから「ペン」というキーワードから探すことが可能です。
それでは始めていきましょうか。
コンテンツに応じた移動ツールを使って移動させる
画像内の物を移動させたいときって、どうしてもありますよね。
そんな時は
を使いましょう。
下図のように「コンテンツに応じた移動ツール」を選択した状態で、青色のペンの周りをドラッグして選択て移動させましょう。
向きの回転は四端周辺にカーソルを持ってこればカーソルが変わるので、回転できます。
場所を選んだら「Enterキー」で確定させましょう。
まだ選択範囲が表示されていたら、「Ctrl+D」で選択範囲を解除します。
今回移動させた青色の鉛筆は影が付いていたので影消していきます。
「多角形選択ツール」で影が付いた部分を選択したら、「イメージ」→「色調補正」→「明るさ・コントラスト」を選択して指定範囲の明るさを調節します。
そうすることで不自然な影の効果を軽減することができます。
また、移動前に鉛筆があった場所も修正しておきましょう。
ツールバーから「スタンプ選択ツール」を選択して修正していきます。
使い方は簡単で「Altキー」を押した状態で「コピーしたい場所」をクリックします。
Altキーを離して修正したい場所をドラッグしていけば、スタンプ選択ツールで選択した色味が適用されます。
30分程度丁寧に修正したので、コンテンツに応じた移動ツールで移動した前後で画像を比べてみましょう。
ペンを合成した感じが残ってしまいましたが、割と馴染んでいると思います。
あとコツとしては「コンテンツに応じた移動ツール」で選択範囲をなるべく最小に収めるということですね。
選択範囲を多くとってしまうと、無駄な場所を修復する必要があるためです。
コンテンツに応じた塗りつぶしを使ってみる
先ほどは「スタンプ選択ツール」で修復していましたが、他の方法もあるので解説します。
まずは塗りつぶしたい場所を「多角形選択ツール」(下図の赤枠)で選択しましょう。
選択できたら「Shift+F5」をクリックして塗りつぶしウィンドウを開きます。
塗りつぶしウィンドウが上図のように開くので、「内容:コンテンツに応じる」を選択してOKをクリックしましょう。
下図のようにコンテンツに応じて塗りつぶしがされます。
コンテンツに応じた塗りつぶしも万能ではないため、最終調整は「スタンプ選択ツール」で修復しましょう。
丁寧に修復していけば下図のように綺麗に塗りつぶすことが可能となります。
スタンプ選択ツールではなるべく近い色を「Altキー+クリック」で選択しておき、スタンプしていくと上手くいきます。
上手く行かない場合は、色味が似ている部分を(離れていてもいいので)選択して、ブラシの大きさを「10pixel」ほどへ小さくして丁寧にスタンプしていきましょう。
この辺りはどれだけ時間をかけてクオリティを上げるかになるので、頑張りましょうね。
~さいごに~
コンテンツに応じた移動・塗りつぶしはPhotoshopを使用しているなら是非知っておきたい知識なので、この機会に使いこなせるようにしましょう。
コンテンツに応じた塗りつぶしは下記記事でも演習できるので試してみてはいかがでしょうか?
また、Photoshopを使って
Photoshop未経験だけど、実践的な内容を効率良くマスターしたい
グラフィックデザインに本格的に取り組みたい
画像編集を実例を交えつつマスターしたい
という方は「株式会社シーモスデザイン」さんの技術系通信講座「Photoshop CC 通信講座」がオススメです。
お疲れ様でした。