ここでは「Adobe Photoshop 2021」を使って「動画が読み込めない」時の対応方法の一例を紹介します。
皆さんは
MOV・MP4形式の動画が読み込めない
動画読み込めないからGIF動画が作れない!!
といった状況に遭遇したことはありますか?!
私もつい先日、iPhoneで撮った動画をPhotoshopで読み込もうとしたら
のようにPhotoshop内に何も映らない状況になってしまいました。
これでは、Photoshopでブログ用のGIF動画が作れない!と思い解決方法を探したのが、この記事の執筆経緯になります。
長々と説明するよりも見てもらった方が早いので、早速動画ファイル読み込みエラー対策を見ていきましょう。
※動作環境
Windows10
Photoshop 2021
動画ファイルの拡張子を変える
結論から、対応方法の1つ目として、動画ファイルの拡張子を変えることが挙げられます。
実際に、自分の動作環境で試したところ
ことがわかりました。
今回は検証もかねて、「MOV」、「mp4」、「avi」形式でPhotoshopに読み込ませてみたので、その違い記載しておきます。
読み込ませた各ファイル形式の状況
.MOV形式
まずは「.MOV」形式をPhotoshopに読み込ませてみたときの状況です。
タイトル通り、画面は真っ白で読み込みエラーとなってしまいました。
.mp4形式
続いて「.mp4」形式をPhotoshopに読みこませてみたときに状況です。
こちらもタイトル通り、画面は真っ白で読み込みエラーとなりました。
.avi形式
「.avi」形式でPhotoshopに読み込むと、しっかり読み込みができました。
このように、動画ファイルの読み込みエラーが発生した場合は
ようにしてみましょう。
GIF動画の書き出し
ついで ですが、動画ファイルの読み込みができたら、GIF動画に書き出しブログ用として扱えるようにします。
「Ctrl + Alt + Shift + S」で「名前を付けて保存」を選択し、保存用ウィンドウを表示させます。
を選択したら、OKで書き出しましょう。
他のソフトを使って書き出す
続いて、Photoshopで動画ファイルを読み込ませる方法として他のソフトやシステムを使う方法があります。
その一例を見ていきましょう。
Premiere Proを使う方法
他のソフトを使う一例として、Photoshopと同じAdobe製のソフトに「Premiere Pro」というものがあります。
このPremiere Proを使えば、上記で説明した「動画ファイルの拡張子を変える」ことが簡単にできるようになります。
Premiere Proを開いた状態で
と動画をドラッグし「Ctrl + M」で動画の書き出しを選択しましょう。
拡張子を「.mp4」へ
として書き出します。
拡張子を「.avi」へ
として書き出します。
拡張子を「.GIF」へ
として書き出すことで可能です。
Adobe コンプリートプランに入っている方なら、Premiere Proを使った方が速いと思います。
FFmpegを使う方法
こちらは少しプログラミング関連が絡みますが、Mac OS環境下のコマンドラインで「FFmpeg」を使う方法もあります。
さらっと調べた感じ
この方の記事などは参考になるので、FFmpegを使ってファイル形式を変更してみるのも良いかと思います。
以上、動画ファイル読み込みエラー対応方法でした。
今回の対応方法はあくまで一例なので、エラー対策は様々あると思いますが、参考になれば幸いです。
お疲れ様でした。