ここでは「Adobe Photoshop 2021」の新機能「空を置き換え」の使い方をまとめたものです。
この記事を読むことで
空を置き換えの基礎的な使い方
空を置き換えの真の使い方
を知ることができます。
空を置き換えの真の使い方をマスターすれば
単純な空の置き換え
背景イラストへの置き換え
背景イラストの空を置き換え
と自由自在に背景を操れるようになります。
是非この機会に空を置き換え機能の基礎だけでなく、読み込んだ背景イラストの空を置き換えれるようにしてしまいましょう。
背景素材などは個人・商用問わず無料で利用可能なPexelsを使用しています。
それでは始めていきますね。
空を置き換えの基本操作
それではまず空を置き換えを使う上で必須となる操作を紹介します。
空を置き換えたい画像のレイヤーを選択した状態で
をクリックします。
すると空を置き換えの設定が開きます。
そしたら「空」の下向きのくの字から一覧を表示・選択したら、置き換え完了です。
デフォルトでは25種類の空を置き換えできるようです。
ちなみに、空を含まないレイヤーを選択して「空を置き換え」を適用させると
空を置き換えられません。空が検出されませんでした。
とエラーが出ます。(>_<)
空を置き換えで明度・色温度・スケールを設定
一番良く使うであろう「空の調整」を実際に見てみます。
明度100%へ調整
しっかり明るくなっていることが確認できますね。
色温度-100へ調整
しっかり寒色に変換されていますね。
拡大・縮小275へ調整
スケールを大きくすると、雲がすごく近くにあるように見えます。(この空の場合)
空を置き換えで水平方向反転
空を置き換えの設定欄から
にチェック✔を入れましょう。
チェックを入れると水平方向に反転がされます。
空を置き換えで前景の調整
□反転の下にある
から一覧を表示させると前景の照明モードやカラーの調整ができます。
つまり
という認識でOKです。
空を置き換えで位置調整する
デフォルトで空を置き換えすると、空の位置が思っていた場所と異なることがあります。
そんなときは
をクリックして画面をドラッグします。
では空の置き換えの「真」の使い方を紹介する前にお知らせです。
Adobe Photoshopを使って
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空を置き換えの「真」の使い方
ここまでは簡単に確認できる基礎的な使い方でした。
ここから最初にも紹介した、背景イラストの読み込み&その空を置き換える「真」の使い方を紹介していきます。
空を置き換えからイラストを保存
まずは自分で作成した画像等の保存方法をみていきます。
「+マーク、ファイルマーク」から読み込み&保存することができます。
保存している画像の表示サイズは一番下の横軸スケールで調整可能です。
この辺りは、「スタイル」の設定と変わりはありません。
また、空を置き換えで使える「デジタルイラスト/雲の加筆方法」は当サイトでも紹介しています。
読み込んだ背景の空を置き換える
まずは適当な背景イラストを保存し適用させます。
ここでは空なしの山を読み込んでいますが、空があっても問題ありません。
適用すると選択した画像の上に「空を置き換えモードのグループ」というレイヤーが作成されるので
のレイヤーを再び選択します。
置き換えた空は再び「空を置き換えモードのグループ」というレイヤー名でレイヤーが作成されます。
レイヤーのON/OFFを切り替えたり、レイヤーマスクを変えれば、また違った空の置き換えができると思います。
※当サイトでは空の領域が大きい画像に対して背景イラストを合成しています。
今回はここまで!
お疲れ様でした。