ここでは「raspberry pi」をVNCViewerでリモート接続するために行ったことをまとめた学習ログになります。
ラズパイを買ったばかりで、どうリモート接続していいかわからない
VNCViewerの接続が不具合でできない
といった個人で調べても、なかなか1つのサイトで全て解決できるページがなかったのでまとめます。
著者個人のアウトプット&復習用の学習ログということをご理解いただいた上でご覧いただけると幸いです。
それではまとめていきますね。
VNCViewerで接続するために必要なもの
まず必要な物、ソフトをまとめておきます
必要な機器等
raspberry pi 本体 (OSインストール済み)
USBマウス
USBキーボード
HDMIケーブル(ラズパイとモニター接続用)
HDMI対応モニター
有線LAN(有線接続する場合)
VNCViewerをDLしたPC
基本これとGoogle検索で何とかなりましたが、良く分からないエラーが出てしまいかなり時間を取られました。
そのため、この記事1つでリモート接続が完結できることを目標とします。
ラズパイ側でVNC接続できるよう設定
それではまずラズパイ側の設定から行っていきます。
RealVNCをインストール
まず初めに、ラズパイ側に「RealVNC」をDLしなければなりません。
VNCViewerをインストールしたら直ぐに使えるわけではないので、ここは注意です。
コマンドに
と入力してEnterを押しましょう。
これでRealVNCをダウンロードできます。
VNCの接続設定をする
つづいてラズパイ側でVNC接続できるように許可を出していきます。
コマンドに
と入力しましょう。
するとこのような画面になると思います。
この中から5番目の
を選択、Enterを押します。
※ ラズパイによっては何番目か異なることがあるので、「Interface Options」を探してみてください。私が最近「sudo raspi-config」で見た時は3番目にInterfacing Optionsがありました。
選択するときはパソコンの矢印キーで動かしましょう。
選択すると上図のような画面になるので
を選択しましょう。
選択すると「許可しますか」というウィンドウ画面に切り替わるので、VNCを許可しましょう。
「enable」と表示されればOKです。
ラズパイを再起動しておく
VNCの接続許可をしたら、ラズパイを再起動させます。
許可をONにしたからといって直ぐに接続できるようになるわけではありません。
ちゃんとラズパイを再起動させましょう。
VNCViewerでの接続・設定
まずは手持ちのPCに「VNCViewer」をインストールしておきます。
インストールしたら、セットアップを起動し、セットアップの流れに従っていけばOKです。
ラズパイとVNCViewerを接続する
VNCViewerを開くと上図のように表示されるので
ホスト名.local
IPアドレス
を入力して接続します。
IPアドレスを確認する場合はコマンドに
と入力し「wlan」のIPを見れば確認することができます。
VNCViewerで接続ができると
のようにVNCのアイコンが表示されるので、これでリモート接続が完了したことになります。
これでUSBマウス、キーボード、モニターがなくてもラズパイをノートパソコン1台で操作できるようになりますね。
VNC-Viewerでのリモート接続の際に「Cannot currently show the desktop」と真っ黒の画面が表示された場合は、下記記事で解決方法を紹介しています。
ラズパイでVNC-Viewerからリモート接続する際に、当記事がお役に立てば幸いです。
お疲れ様でした。