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RaspberryPi OSのラズパイにPytorchをインストール・環境構築する方法

ここでは「Raspberry Pi OS」の入った「Raspberry Pi 4 Model B」に機械学習向けのライブラリである「PyTorch」をインストールする方法を紹介します。

 

この記事を読むことで

簡単にラズパイへPyTorchをインストールする方法

PyTorchインストール時のエラー例と対策

を知ることができます。

 

なぜラズパイへPyTorchをインストールしたかというと

taku
自作二足歩行ロボットに物体認識機能を導入した

のが背景にあります。

 

もしもラズパイへPyTorchのインストールができないという方がいたら、この記事を役立てて頂ければ幸いです。

それでは早速始めていきましょう。

 

PyTorchをラズパイへインストールする方法

 

PyTorchをラズパイへインストールする際に、ファイルサーバーsambaを使ってwhlファイルを読み込んでいます。

 

ファイルサーバーsambaの設定がまだ済んでいない方は、設定をしておくことをオススメします。

当サイトでもファイルサーバーの作成方法を紹介しているので、良ければ合わせてご覧ください。

ラズパイとsambaでファイルサーバーを作る方法~図解あり

PyTorch用のwhlファイルを準備する

Windows 10などにPyTorchをインストール(pip install torch)するのは簡単なのですが、どうやらRaspberry Pi 4 Model BにPyTorchをpipでインストールはエラーが出るようです。

 

そのため、Python3-WheelsというGitHubを参考にRaspberry Pi 4にPyTorchをインストールしていきます。

 

GitHub:Ben-Faessler/Python3-Wheels

 

まずは上記リンクのGitHubから

pytorch / torch-1.5.0———-linux_armv7l.whl
torchvision / torchvision-0.6.0———-linux_armv7l.whl

という2つのwhlファイルをダウンロードします。(Windowsやmac側)

 

ダウンロードできたら、ファイルサーバーを利用して任意の箇所にこれらのwhlファイルをラズパイへ読み込みます。

ここでは

pi/Desktop/python/python3_wheels

という階層に、ダウンロードしたwhlファイルをコピー&ペーストで読み込ませました。

 

 

raspi-pytorch-02

 

ラズパイへwhlファイルを読み込ませたら、コマンドラインからwhlファイルのあるPATHへカレントディレクトリを移動させます。

 

当サイトでは、先ほど上記の階層にwhlファイルを読み込ませたので

cd Desktop/python/python3_wheels

を実行しディレクトリを移動させます。

 

raspi-pytorch-01

※図ではtorch-1.8.0ですが、ダウンロードするのはtorch-1.5.0にしてください。(理由は以下)

 

ディレクトリの移動ができたら

sudo pip3 install torch-1.5.0———-linux_armv7l.whl

sudo pip3 install torchvision-0.6.0———-linux_armv7l.whl

のpip3 installコマンドを使ってwhlファイルからPyTorchをインストールします。

 

torch-1.5.0以外のインストールについて

torch-1.5.0以外をインストールすると(torch-1.6.0、1.7.0、1.8.0など)

 

raspi-pytorch-05

 

ImportError: libopencv_highgui.so.4.5: cannot open shared object file: No such file or directory

とエラーが発生します。

 

エラー解決のために

sudo apt-get install libopencv-highgui-dev

でlibopencv-highguiをインストールし

find /usr | grep libopencv_highgui.so

でインストールされているhighgui.soファイルを確認してみましたが

libopencv_highgui.so.3.2
と表示され、highgui.so.4.5がインストールできなかったので、torch-1.6.0以上でのPyTorchインストールは諦めました。
解決方法など知っている方がいましたら、ご教授いただければ幸いです。

ImportError で足りないパッケージをインストールする

torch-1.5.0とtorchvision-0.6.0のwhlファイルよりPytorchをインストールしたら、Python3対話モードでPyTorchがインポートできるか確認してみます。

 

おそらく何だかしらパッケージが足りないと言われるので、下図のように足りないパッケージをインストールします。

 

raspi-pytorch-03

 

実際にRaspberry Pi 4にwhlファイルからPyTorchをインストールした際に、足りなかったパッケージのインストールコマンドを紹介しておきます。

sudo apt install libopenblas-dev

sudo apt install libatlas-base-dev

sudo pip3 install matplotlib

sudo pip3 install pandas

pandasやmatplotlibなどを既にインストールされている方は、上記2つくらいのインストールで済むと思います。

 

また

ImportError: numpy.core.multiarray failed to import

とnumpyパッケージが古いぞ!と言われた場合は

sudo pip3 install numpy –upgrade

で新しいnumpyパッケージをインストールしましょう。

 

Python対話モードでPyTorchを確認する

ここまでできたら、Python対話モードでPyTorchのインポートを確認します。

 

コマンドラインより

python3

>>>import torch

>>>

 

と打ち込み、torchがインポートできればインストール完了となります。

 

raspi-pytorch-04

 

このwhlファイルを使った方法なら、スムーズにPyTorchをインストールできるので良かったら環境構築時に試してみてください。

お疲れ様でした。

raspi-pytorch-topthumbnail
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