ここでは「Raspberry Pi」のバックアップやエラー対処方法を14枚の画像と一緒に紹介します。
この記事を読むことで
ラズパイのバックアップ「.img」の作成方法
バックアップ作成時のエラーと対処方法
を知ることができます。
ラズパイのSDカードはふとした時に壊れることがあるので、定期的にバックアップを作成するようにしましょう。
それでは始めていきますね!
ラズパイのバックアップを作成する
さっそくバックアップを作成していくので、ラズパイやSDカードリーダー等、最低限の準備をしておきましょう。
Win32 Disk Imagerをダウンロード
まずはバックアップ作成用のソフトをダウンロードします。
Win32 Disk Imagerのダウンロード:SOURCEFORGE
上記URLから、ページを開き「Download」ボタンをクリックしてWin32 Disk Imagerをダウンロードしましょう。
ダウンロードしたら、「.exe」を実行しSetupをします。
「I accept the agreement」を選択し「Next>」をクリックしましょう。
デスクトップにショートカットを作成したい場合は、「Create a desktop shortcut」にチェックを入れて「Next>」をクリックします。
インストールの同意、ショートカットキーの作成など問題がなければ「Install」をクリックして「Win32 Disk Imager」をインストールします。
インストールが無事終わると、上図の画面に変わるので「Finish」をクリックしてソフトのダウンロードは完了です。
ラズパイのバックアップを作成
続いて、先ほどダウンロードした「Win32 Disk Imager」を使用してラズパイのバックアップを作成します。
まずは任意の場所に「テキストファイル」を作成し、テキストファイルの名前を
などと「空の.imgファイル」を作成します。
今回はDesktopに作成しました。
imgファイルの作成ができたら、Win32 Disk Imagerを開き「Image File」の欄に「空の.imgファイルのパス」を指定します。
指定ができたら、SDカードリーダーのDeviceを確認しておきます。
からデバイスとドライブを確認すると「boot(E:)」がSDカードリーダーのDeviceであると確認ができます。
SDカードリーダーのDeviceを確認できたら、Win32 Disk Imager側でSDカードリーダーの「Device」を選択しましょう。
今回は「E:\」なので、このDeviceを選択しました。
Image File、Deviceの選択ができたら、「Read」をクリックして「.img」ファイルにバックアップを書き込みましょう。
ちなみに「Write」をクリックするときはリストアするときで、バックアップデータをSDカードリーダーに移すときに使います。
「Read」をクリックすると、確認用のダイアログボックスが表示されるので「Yes」を選択して実行します。
「Yes」をクリックしたらバックアップが開始されるので、バックアップが終了するまでしばらく待ちましょう。
バックアップが終了したら「Read Successful」と表示されるので、「OK」をクリックしてバックアップの完了です。
バックアップ作成時のエラー対処方法
ラズパイのバックアップ作成時に以下のようなエラーが発生する場合があります。
Disk is not large enough for the specified image
こちらはディスクの空き容量が足りないことを示すエラーになります。
この場合はディスク側の容量を十分に開けて置く必要があるので、直ぐに十分な容量の確保が難しい場合は他デバイスでバックアップを作成する必要があります。
An error occurred when attempting to write data to handle. Error 112
こちらもディスクの容量不足で起こるエラーとなります。
バックアップの作成が途中までは進みますが、空き容量が十分でないと下図のようなエラーが起きてしまいます。
上記のエラーと同様に、十分に空き容量があるデバイスでバックアップの作成を行いましょう。
以上、ラズパイのバックアップを作成&エラー対処方法でした。
いつmicroSDカードが破損しても大丈夫なようにバックアップはしっかりと作成しておきましょう。
お疲れ様でした。