ここではラズパイをVNC-Viewerでリモート接続するときに発生するエラーの1つである
を解決する方法を紹介します。
↑この画面のことです。
せっかくVNC-Viewerの接続設定をしても、リモートデスクトップ表示できなければ意味がありませんよね。
その中で今回紹介する解決方法は5分もあれば対応可能なので、VNC-Viewerでリモート接続できずに悩んでいる方は是非チャレンジしてみてください。
それでは始めていきますね!
Cannot currently show the desktopの解決方法
まずはラズパイ側とTeraTermでssh接続できるような環境を用意しておきます。
boot/config.txtの編集
ラズパイをssh接続などで接続し、Linuxのコマンドが打てる状況にあったら
でboot/configテキストファイルを編集していきます。
この中から下図の行を見つけて
# uncomment if hdmi display is not detected and composite is being output #hdmi_force_hotplug=1 # uncomment to force a specific HDMI mode (this will force VGA) #hdmi_group=1 #hdmi_mode=1
hdmi_group=1
hdmi_mode=1
のコメントアウトを外しましょう。
# uncomment if hdmi display is not detected and composite is being output hdmi_force_hotplug=1 # uncomment to force a specific HDMI mode (this will force VGA) hdmi_group=1 hdmi_mode=1
.txtファイルを上記のように書き換えれば、VNC-Viewerで接続するための準備は完了です。
書き換えが終了したら、「Ctrl+X」をクリックして終了します。
終了のキーをクリックすると「変更されたバッファを保存しますか?」と表示されるので、「Y」をクリックして「はい」を選択します。
最後に「書き込むファイル: /boot/config.txt」と表示されるので「Enter」をクリックして終了します。
これでラズパイをVNC-Viewerでリモート接続できるようになるので、一度「sudo reboot」で再起動をして、リモート接続をしてみましょう。
VNC-Viewerで接続を確認
再起動をかけたら、VNC-Viewerでリモート接続をしてみましょう。
先ほどの修正もあり、しっかりとリモート接続されていることが確認できます。
この方法でVNC-Viewerにリモート接続できない場合は、
VNC接続のON/OFFの確認
VNC接続のパッケージの確認(RealVNC)
などを確認してみてください。
ラズパイでVNC-Viewerからリモート接続する際に、当記事がお役に立てば幸いです。
お疲れ様でした。