ベストセラーになった書籍「金持ち父さん貧乏父さん」を読んで思った感想とこれは覚えておきたい!と思った名言をまとめたので是非ご覧ください。
金持ち父さん貧乏父さんとは?
書籍「金持ち父さん貧乏父さん」は著者ロバート・キヨサキさんのベストセラー本で、英語版はニューヨークタイムスのベストセラーリストに7年にわたりランクイン、アメリカの歴代ベストセラーのトップスリーにも入っている有名な書籍です。
「私」という主人公に2人のお父さんがいて、1人は金持ち父さん、もう1人は貧乏父さんです。
金持ち父さんは大学すら卒業していないが、貧乏父さんは高い授業料を払い高度な教育を受けて育っている。
そんな2人の相反する考え方から、どちらの考え方がお金持ちになるには相応しいか?を比較できる構成になっています。
お互いよく働く父さんで、お互いに教育が大切だと信じているものの、勧める内容が全く違います。
この違いを知っておくことで、今の自分が貧乏父さんの考え方なのか、金持ち父さんの考え方なのかを知ること、考えることができるのが非常に面白い点ですね。
また、この書籍は大きく分けて2つのジャンル「教えの書」と「実践の書」に分かれているため、読む側も理解しやすくなっています。
金持ち父さんの考え方
金持ち父さんは何か欲しいものがあると、必ず「どうしたらそれを買うためのお金を作りだせるか」と答えます。
考え方で一番大切なのはこれだと思います。
つまり、「自分でお金を生み出す」ことです。
ここで、よくお金を生み出すで勘違いをするのは、働いてお金を稼ぐ人です。
確かに、お金が手に入ります。ですが、こう思ったことはありませんか?
「今月も手取り○○万円か」
「もっと給料上がらないかな」
「昇格して、年収を上げよう」
僕もこのように思います。
誰でも一度はそう感じたことがあるでしょう。
ですが、金持ち父さんはこれでは問題解決にならないと考えます。
それはなぜか?
永遠に給料のことばかり、考えて「お金のために働いているから」です。
少し想像してみてください、新卒時、もしくはアルバイト開始時から給料が上がって幸せになっていますか?
昔よりも時給の良い仕事先に転職して幸せですか?
給料にとらわれて、すなわちお金のために働いていてはお金持ちにはなれないのです。
ひたすら給料をもらい、働くというラットレースを走り続けることになるのです。
お金持ちになるには、「お金を自分のために働かせる方法を学ぶ」べきだということです。
お金に働いてもらうためには、考えなければなりません。
ですから、給料が必要だ!ということをできるだけ早く忘れ、お金に働いてもらう方法を頭で考える
これを続けて1つでも多くのチャンスを見つけられれば、これから先もチャンスを見つけることができるようになります。
この書籍で一番伝えたいことは「お金を生み出す方法の模索」なのではと思うくらいですね。
お金のために働き続けると、体力も精神も消耗してしまいます。
いい例で、学校が紹介されていました。
中高でたくさん勉強して、大学に進学した先には何が待っていますか?
多くの人は大企業に入って就職する!と返事が返ってきます。
そう、学校とは、会社で働くことを最終目的としてカリキュラムが組まれているのです。
ですから、大学のカリキュラム通りに勉強していたら、会社で働き、給料の低さに苦しみながら生活するというプロセスが完成しきっていると言っても過言ではありません。
僕はこの本を読んで思いました。
僕の周りの大学生は皆、良い企業に入ることだけを目指していて、自分でお金を作ろう、生み出そうとしている人が少ないと。
これを読んでいる皆さんも本当に会社で社畜生活を送りたいかを考えてみてください。
この本は、とても大切なことを教えてくれますよ。
金持ち父さんの名言
ここでは主に「実践の書」で書かれてた「名言」を紹介していきます。
金持ち父さんのマインドは「お金を生み出す」それだけ取り敢えず知っていればOKだと思っています。
あとは実際に実践あるのみでしょう。
実践するときの障害を越えるための名言をまとめたので、是非ご覧ください。
人は損するのが怖くて、そのために損をする
人が金銭的に成功を収めることができない最大の理由は、慎重にやりすぎるからだ
(引用:金持ち父さん貧乏父さん)
慎重になりすぎるあまり、行動に移せず、チャンスをみすみす逃すことになりますよね。
行動せず、チャンスを取り逃がすくらいなら、思い切ってチャレンジしてみましょう。
それで失敗しても、次に成功するためにどうしたらよいか?という考える機会ができたと思うといい事だらけですよね。
成功している人は負けることが嫌いな人ばかりです。
決して負けを恐れてはいません。負けたままの状態が大嫌いなのです。
なので、それをバネに自分を奮い立たせることができるのです。
恐怖で身がすくんでいたら、行動できなくなってしまうので、取り敢えず行動をしましょう。
臆病な人間は決して勝者にはなれない
分析をする勝者には、批判ばかりをしている人間に見えないものが見え、またほとんどの人が見逃してしまうチャンスが目に入る。
(引用:金持ち父さん貧乏父さん)
新しいことを始めるときよく、友人、家族、仕事仲間などから
などと欠点や弱点ばかり指摘してくる人がいますよね。
そんな批判ばかりして実際に行動したことのない人の意見に惑わされ、臆病になる必要はありません。
動けないのはリスクを恐れているからです。そんな少しのリスクも取れないようで「成功」できるのなら誰でも成功できていますよ。
なので、他人の批判などは話半分に聞いておけばいいのです。
自分で実際に行動し、自分の目で判断して決めればいいのです。
惑わされず、恐怖に打ち勝ち、行動していきましょう!
欲張ることよりも、それに罪意識を持つ方がよくない
大事なのはほんの少し欲張りになることだ。
その欲張り心、何かいまよりよいことを求める気持ちがなければ、決して進歩もしない
(引用:金持ち父さん貧乏父さん)
よく、こんな言葉を聞かないでしょうか?
小さいころから、欲しいと欲張ればそれは罪だという錯覚をすりこまれてきたでしょう。
ですが、私たちは皆が欲で溢れていることは知っているはずです。
その欲を満たすために私たちは一生懸命になれます。
欲を手に入れるために、たくさん考えて行動します。
なので、欲張ることは悪いことではありません。むしろ自分を奮い立たせ、活力を生むと考えれば良いことなのです。
自分だけ贅沢して悪いななどというつみの意識は捨ててしまいましょう。
以上「[金持ち父さん貧乏父さん]感想と名言まとめ」でした。
今回は金持ち父さん貧乏父さんの中で大切な考え方と名言を感想を踏まえて紹介しました。
本書では他にも大切だな!という考え方や、面白い言い回しをした言葉、資産と負債の違いなど詳しく書かれています。
これから、個人の時代になってくるため、早め早めにこの本を読んでおくと人生を変えてゆける
と本気で思える本でしたね。
読んだことがない方はお急ぎくださいね(>_<)
お疲れ様でした。